先日、撮影中に普段使用しているドローン、DJIのMavic Air2が墜落しました。
幸い、周りに人がいなかったため誰かにぶつかることはありませんでしたが、ドローンは破損し飛行が困難な状態になりました。
プロペラの装着する位置が間違えており、それが墜落の原因となってしまったと思われます。
ドローンを持っている人であれば誰もが起こりうるミスなので、この記事を読んでくださったドローンを飛ばしている方には同じ経験をしてほしくないと思い、この失敗談を記事にしてみました。
ドローン墜落時の状況・破損部分
墜落時の状況は、ビーチで撮影をしていました。砂浜だったため地面から離陸ができず、上記写真のように手の上からドローンをハンドリリースで離陸させようとしたところ少し浮いた後に前方に急落下しました。
僕はドローン操縦歴3年程で普段は撮影で頻繁にドローンを飛ばしており、ハンドリリースにも慣れている状態だったたため突然の急落下にとても驚きました。風も全く吹いていない状態です。
その時の落下ではドローンの損傷はなかったため、何か誤作動が起きただけだろうと思いもう一度ハンドリリースで飛ばしてみましたが同じように落下してしまいました。
2度目の落下は落ちた場所が悪く右後ろの脚の部分が破損。プロペラもボロボロになってしまいました。
この時は何が原因かわからず、とても暑い日だったので暑さが原因で誤作動を起こしてしまったのだろうと思っていました。
しかし、家に帰ってから冷静になって墜落原因を考えてみると明確な墜落原因が見つかりました。
墜落原因はプロペラの装着位置
墜落の原因はプロペラの装着位置でした。
使用している方はわかると思いますがDJI製のドローンにはプロペラの位置が指定されています。
上記写真は、マビックエアー2やマビックエアー2Sで使用することができるプロペラですが、A位置(ドローンの右前脚部分と左後ろ脚部分)とB位置(ドローンの左前脚部分と右後ろ脚部分)に配置するように各位置のプロペラが用意されています。
墜落したドローンのプロペラをみると正しい位置に正しいプロペラが装着されていませんでした。
以下の動画でプロペラの装着についてわかりやすく解説されています↓
なぜ間違えて装着していたのか
そもそも頻繁にドローンを飛ばしている僕がなぜプロペラを装着ミスをしたのか。
それは飛ばす前日にプロペラを全て外してドローンのメンテナンスをしていたためです。
ドローンを清掃したあと、プロペラをつける際に何も考えずに外していたプロペラを装着していたのだと思います。
こんな凡ミスでドローンを破損させてしまい本当に後悔しました。
仕事で必要なため落ち込んでいる暇はなく、速攻でMavic Air2Sを購入しました。
とても無駄な出費です。(ドローンが進化したのは少し嬉しい)
飛ばすときには最善の注意を
慣れは怖いと改めて実感した失敗でした。ドローンは破損してしましましたが、誰かにぶつかることがなかったのは不幸中の幸いです。
どれだけドローン飛行に慣れていても離陸前の準備・チェックは常に行うように心がけることが大切です。
また、ドローン墜落の原因にはバッテリーの膨張による落下も多くあるようなので、ドローンを持っている方は自分のバッテリーは大丈夫か定期的にチェックしてみると安心ですね。プロペラのメンテナンスもとても大事です。
DJI Mavic Air2やDJI Mavic Air2Sで使用することができる低ノイズプロペラ↓