映像制作で必須になるフィルターワーク。
フィルターにステップアップリングを装着してレンズに付け替える方法が一般的だと思いますが、取り外して付けるのに手間がかかる場合もあります。
そんな時に便利なのが、H&Yから発売されているREVORING(レボリング)という可変式ステップアップリング。
特に、時間がタイトなスケジュールの撮影や、ワンオペの撮影が多い方におすすめできるアイテムです。
H&Y・REVORING
H&Yは2006年創業の香港のフィルター専業メーカー。
角型マグネットフィルター、ドロップインCPL機構など多くの画期的な商品を生み出していて、フィルター専業メーカーならではの品質で多くのカメラマンに愛用されています。
イギリスのカメラ雑誌、OnLandscape Magazineが行ったテストでは、市場に流通している角型フィルター15ブランドの中でNo.1(最も品質と価格のバランスに優れた商品)の評価も受けており、日本のデジタルカメラグランプリで総合部門2回受賞など、世界中で多くの賞を受賞しています。
H&Yを知らなかった方は、これを機に他の製品もぜひご覧ください。
そんなH&Yから発売されているREVORING。
使用用途のイメージとしては一般的なステップアップリングと同じと思っていただければ大丈夫です。
購入すると、専用ケースも同梱されてきます。
今までは違う径のレンズにフィルターをつける時はステップリングを何枚か用意しないとダメでした。
REVORINGを使えばもうそれが必要なくなります。
装着するフィルターはH&YのじゃなくてもどのメーカーのでもOKです。
もちろんND、可変ND、CPL、ブラックミストなどなんでもつきます。
サイズについて
REVORINGには以下のサイズが用意されています。
使用するレンズに合わせて購入するサイズが変わるので注意が必要です。
・レンズ径37〜49mm(52mmフィルターを装着)
・レンズ径46〜62mm(67mmフィルターを装着)
・レンズ径52〜72mm(77mmフィルターを装着)
・レンズ径67〜82mm(82mmフィルターを装着)
・レンズ径82〜95mm(95mmフィルターを装着)
一般的なステップアップリングは手間はかかりますが、全てのレンズ径をカバーすることができると思うので、付けれるレンズ口径が限られてしまうのがREVORINGを使用する際のデメリットかと思います。
フィルターの取り付けが楽
言葉では説明しづらいので簡単な動画を作成しました。本記事でご紹介しているのは、67mm〜82mm(82mmフィルター装着)です。
フィルター径が67mm、72mm、82mmの3本のレンズを用意し、REVORINGを使って全てのレンズに装着している例になります。
慣れるまでは、レンズへの着脱が少し難しいと感じますが慣れると取り付けは簡単です。
実際に使ってみるとREVORINGの良さがより一層体感できると思います。
可変ND装着の際に一緒に回ってしまう
しばらく使用してみて気になった点としては、可変NDをつけていて濃度を変えようとフィルターのみを回そうとしたときにREVORINGまで一緒に回ってしまうことです。
小さなストレスを感じますし、この点は少し使いずらさを感じました。
まだ一般的なステップアップリングを持っていない方は、一つ持っておくと良いでしょう。
もう普通のステップアップリングには戻れない!?
REVORINGはまさに画期的なステップアップリング。
他の方のレビューや使用者に感想を聞くと、もう今までのステップアップリングには戻れないという方が多くいて、僕も買ってみてよかったと思ったアイテムの一つです。
また、とにかく体感してみないと魅力が伝わりづらいアイテムなので購入を検討している方はぜひ一度手にとってみてください。
本記事を読んでくださった方の、参考になれば幸いです。
レンズ径37〜49mm(52mmフィルターを装着)を購入する↓
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※このサイズのみAmazonでの取り扱いがありませんでした
レンズ径82〜95mm(95mmフィルターを装着)を購入する↓