SNSアプリ「Dispo(ディスポ)」がネットを中心に話題になっています。
実際に僕もアプリを取得して使用してみたのですが、今まで使用したことのあるフィルムカメラのアプリの中で1番いいと感じました。まるでフィルムカメラで撮ったかのような再現性で、本当にびっくりします。
今回は撮影した写真も載せながら、Dispoについて解説していきます。
Dispo
アプリ名であるDispo(ディスポ)とはDisposableの略で「使い捨て」という意味。
Disposable Camera=使い捨てカメラ/インスタントカメラから着想を得た写真SNSアプリです。
人気YouTuber、David・Doblikの会社が発表したプロダクト。
2020年1月にローンチ。Dispoはたちまちネット上で話題になり、Appleストアで人気ランキングトップにも入るほどの人気アプリです。
どんなアプリ?
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Dispoは「映え」や「他人からの評価」を気にするのではなく「今を楽しむこと」を目的に開発されたアプリです。
「上手く撮影しよう」「綺麗に撮影しよう」という概念ではなく、その瞬間を大らかに楽しめるチルさが次世代写真SNSとしてZ世代を中心に受け入れられています。
SNSに疲れてしまった…という方も、Dispoならハマってしまうかもしれません。
しかも、撮れるフィルム写真の再現性がとても良いと評判で人気カメラ「写ルンです」と同じような質感のフィルム感を楽しむことができます。
無料だけど招待制
招待制アプリといえば音声配信SNS「Clubhouse」を思い浮かべる人が多いと思いますが、Dispoも同じように招待してもらわないと使うことができません。アプリ内のinviteボタンを押して招待します。招待枠は20人まで。招待には、招待したい人の電話番号が必要になります。
詳しい招待の仕方はこちらのサイトでわかりやすく説明されていので、ぜひみてみてください。
https://trip-koto.com/post-3541/
撮影した写真は翌朝9時に見ることができる
Dispoは撮影した写真が「すぐに写真を見れない」ところが特徴です。
撮影した写真は翌朝の9時にならなければ見ることができません。
「今」を失わない、邪魔しないのが大切
「Delayed gratification(待ってからのお楽しみ)」
を掲げてこのアプリは作られています。とても素敵な考え方ですよね。
撮影する時も使い捨てカメラのように、狭いファインダー部分を覗いて撮影
レトロでエモい雰囲気の写真が撮影できます。
基本的にはフラッシュを焚いて撮影するといいかもしれません。
カメラ機能自体はフラッシュのオン・オフとズーム、インカメラ・アウトカメラの切り替えのみ。日中の屋外や日当たりのいい室内は撮影しやすいですが、暗い場所や逆光などには弱い。まさに「写ルンです」を思い出させるアプリです。
今を「残す」そして「楽しむ」写真アプリ
Dispoは招待制や翌日になるまで撮影した写真が見れないなど、少し変わったアプリかもしれませんが撮れる写真は最高です。フォトグラファーとして活動している僕も、このフィルム感には正直驚きました。フィルムカメラを持っていない僕にとっては、今後も相棒のようなアプリになりそうです。
何より、写真がどうなっているかわからないワクワク感は、スマホでの撮影が普及した今だからこそ新鮮なのかもしれません。大切な今を残して、写真を楽しみましょう。