知ってた?宮古島のサンゴを守る台風の役割

“宮古島の人たちは台風が来ると喜ぶ”

もちろん大きな被害が出ないほどの台風に限りますが、島の人たちは台風が来ると喜びます。
その理由は宮古島の綺麗な海を生み出しているサンゴ礁が関係しているためです。

今回は宮古島の海と台風、そして珊瑚礁との関係について書いていきます。

宮古島の台風

宮古島がある沖縄県は、ちょうど台風の通り道になっているため頻繁に台風が通過し、
勢力が強く、スピードがおそくなることによって大きな影響を与えることが多々あります。

例年の宮古島での台風シーズンは、6月頃から10月頃にかけて。
特に9月が特に多いと言われています。
台風を気にして航空券の購入を調整する方も多いです。
まさに宮古島旅行の敵ですね。

サンゴの白化現象

宮古島では近年、サンゴの白化現象が進んでしまっています。
要するに、サンゴが死んでいってる状態です。
サンゴの白化現象の大きな要因は地球温暖化による「海水温の上昇」と言われています。
そのため、台風通過により海水温が下がることが、サンゴにとっては絶対に必要なのです。

サンゴの生態は様々な効果をもたらします。
魚のすみかであり産卵し成長するための場所であり、
そして人類の食糧となる貴重なタンパク源である魚を育て続けます。
宮古島の美しい海を創り出しているのもサンゴのおかげといっても過言ではありません。

海をかき混ぜてくれる台風が通過することで、宮古島の海が大好きな島の人たちは喜ぶのです。

サンゴ礁をの生存を脅かす人間の行動

海水温度の上昇がサンゴの白化現象を進めているのは確かですが、
その他にも人間の手がサンゴの生態を脅かしています。

一つはゴミの問題。ゴミ問題は私たちの想像以上に海の生態系に大きなダメージを与えています。
ゴミが海に流れて海底にたまってくると、海中の酸素や光をさえぎり、
海の生き物の成長や生活に大きな悪影響を与えているのです。

もう一つは直接的な人間による破壊。海を泳ぐ際にサンゴ礁を触ったり、
サンゴだと思わずその上に立っている人を宮古島では度々見かけます。

サンゴを観察する時は、サンゴにさわったり、傷つけたり踏みつけることの無いように気をつける。
サンゴ礁の生態について知らない人がいるのであれば、海に行くときにはサンゴを傷つけないように教えてあげましょう。

サンゴ礁を大切にしよう!

2020年の7月には台風がゼロで専門家の方々も不安視をしていると記事もでています。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/610344

日本は台風が通過することで被害を受けていることは事実ですが、
恩恵も受けているということは確かなのです。

サンゴの白化は生態系に悪い変化をもたらし、私たち人間にまでも影響を及ぼします。
できることから始めて、サンゴを大切にしていきましょう!