「プロカメラマンとして、趣味で本気でカメラをやるならデジタル一眼レフ」
そのような時代もありましたが、今やそれは過去の話。
近年ではミラーレスカメラがカメラ業界を盛り上げています。
それでは、なぜ一眼レフカメラよりもミラーレスカメラが人気になってきているのか今回の記事で解説していきます。
ミラーレスカメラとは
ミラーレスカメラには、一眼レフに搭載される「ミラー」、「光学ファインダー」がついていません。そのため、非常にコンパクトで軽量なモデルが多いのが特徴です。
SONYがミラーレスカメラの開発を先導していましたが、Nikon、Canon、その他メーカーもミラーレスカメラの開発に力を入れており、今後も各メーカーが一眼レフからミラーレスカメラに移行していく動きが予測されています。
今やミラーレスカメラが主流になり、販売台数や金額ともに8割を占めるようになったカメラ業界。一眼レフカメラは過去のものになりつつあります。
それでは、なぜ一眼レフではなくミラーレスカメラが人気になっているのか詳しく解説していきます。
性能が良くなってきている
長い間、ミラーレス一カメラは一眼レフカメラに性能面で勝てないと言われてきました。
ピントを合わせるフォーカスが遅かったり、画質が悪い、バッテリーもちが悪いなど劣る部分がたくさんあったのは事実です。
しかしそれが近年では改善されてきて、現在では一眼レフカメラと同等かそれ以上のミラーレスカメラが次々と生まれています。
性能の違いについて面白い記事を見つけたので、興味ある方はぜひご覧ください↓
小さい・軽い
日常的にカバンに忍ばせて、撮りたいと思った瞬間にすぐ取り出して撮影できるのは、ミラーレスカメラならではの楽しさです。
今までの一眼レフは性能はいい物ではあるが大きくて、趣味で持つにはハードルが高かったといえます。
「おでかけ+小型のカメラ」を実現したのがミラーレスカメラで、ミラーレスブームに火をつけた一番の理由とも言えるでしょう。
小型化によって一眼レフからミラーレスカメラに乗り換えたプロカメラマンも多いのではないでしょうか。
レンズの種類が増えてきた
ミラーレスカメラが普及してきた中で、問題だったのがレンズの種類の少なさです。
各メーカー、今までの一眼レフとミラーレスカメラではマウントが違うため、ミラーレスカメラ用のレンズを新しく開発していかなければいけません。メーカーがゼロからシステムを作り上げるには、時間がかかるのです。
ミラーレスカメラはレンズの種類が少ないという理由で、一眼レフを使い続けている人も多いはずです。
しかし、徐々に各メーカーがミラーレスカメラに力を入れていく中で、それに合わせてレンズの種類も増えてきているため問題はなくなりました。
また、交換するレンズも一眼レフと比較して小さい設計なので、カメラとレンズ数本をカバンに入れても、コンパクトに収まります。この点も一眼レフと比較して優位になったと言えますね。
写真と映像撮影がスタンダードに
近年では、SNSの流行により写真だけではなく映像の需要も高まってきました。
ミラーレス一眼では映像に力を入れているカメラが多いため、その点も人気の理由の一つになっているのではないでしょうか。
カメラ選ぶ時の選択肢に、「映像の性能」が入ってきたのは、一眼レフカメラが主流だった時には考えられなかった点になります。
【まとめ】ミラーレスカメラの弱みがなくなってきている
なぜ、昔よりもミラーレスカメラが人気になってきたのか。
その答えはとてもシンプルで開発から数年が経ち、弱点が少なくなってきたことが大きな要因と言えるでしょう。
しかし、バッテリーの持ちが悪かったり、耐久性が悪かったりと弱い部分と課題が、まだまだあります。
また、ミラーレスカメラの人気があるから、一眼レフカメラがよくないのかというとそれは間違いです。
一眼レフカメラにもたくさんの魅力があり、プロの現場でも変わらず使われ続けています。しかし、各メーカーが時代の流れに合わせてミラーレスカメラへの移行をしていく中で、一眼レフカメラのボディ本体やレンズの新しい開発をやめてミラーレスカメラの開発へ力を入れていることは事実です。
ミラーレスカメラに移行する方が増えているのは当たり前の流れなのかもしれないですね。
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