SONYの純正縦位置グリップ(バッテリーグリップ)VG-C3EMを購入してから満足度が高すぎてずっとつけています。
縦位置での撮影が多い方にとっては必須アイテムなのではないでしょうか。今回はこのアイテムのメリット・デメリットなどを解説していきます。
購入を検討されている方の、参考になれば幸いです。
そもそも縦位置グリップとは?
縦位置グリップは名前の通り、縦位置で構えた際の安定性を向上させるアイテムです。
またバッテリーグリップとも呼ばれていて、内部にはカメラのバッテリーを2つ入れることができるので本来の2倍のバッテリー持続を可能にしてくれます。
個人差はあるかもしれませんがこのアイテムを使用すればほとんどの人が、カメラを縦にして撮影する際に撮りやすくなったと感じるはずです。
VG-C3EM
今回レビューするのは、SONYのミラーレスカメラ専用のバッテリーグリップ、VG-C3EM。
α9・α7RIII・α7IIIに対応しているバッテリーグリップです。
a1・a7RⅣ・a7Siii・a7Ⅳに対応しているバッテリーグリップはVG-C4EMになるので間違いないようにご注意ください。
グリップ力向上・カメラを縦にしたときに撮影しやすい!
縦位置グリップを使用し始めて1番良いと感じた点は、やはりカメラを縦にした時に撮影がしやすいという点です。
VG-C3EMは「さすが純正!」という作りでボディにフィットしてくれます。
SONYのミラーレス機は、グリップ部分が小さく小指が余ってしまいグリップが安定しないという方がいるとよく耳にしますが、縦位置グリップの導入により小指余りを解消することができ、ホールド性が高まります。
また、カスタムボタン(C1、C2ボタン)、AF-ON、AEL前後ダイヤルも付いてくるため、基本的に横位置撮影と同じような撮影を可能にしてくれます。
個人的に嬉しいと感じたポイントは、シャッターボタンにLOCK機能が付いているということです。
縦で使用しない時はこれをOFFにしておけば、誤ってシャッターを切ってしまうことがなくなります。
バッテリーが切れる心配がない
VG-C3EM はSONYのバッテリー「NP-FZ100」が2本入るようになります。
これにより1日中撮影でも、バッテリーが切れる心配はなく撮影にのぞむことができます。
「NP-FZ100」は元から持続時間の長いバッテリーなのでそれが2本あるとなると安心ですよね。
バッテリーの消費が激しい、映像クリエイターにもおすすめしたいアイテムです。
見た目がかっこよくなる
賛否あるかもしれませんが、見た目がかっこよくなるという点も僕は縦位置グリップをつけるメリットだと思います。
カメラのボディデザインをより引き立てる魅力が縦位置グリップにはあります。
Canonのミラーレス一眼「R3」やNikonのフラッグシップミラーレス一眼「Z9」などは縦位置グリップ型のボディを採用しています。このフォルムは見た目が大きくなり、他人から見ると「撮ってる感」がとても強くなります。
ポートレートやブライダルの撮影などの人物撮影の際は、被写体にいいカメラを使っているという印象を与えることができますし、実際に「かっこいいカメラ使ってますね」とクライアントやお客さんに褒めていただくことがよくあります。
いつも「バッテリーグリップ付けているだけなんですけどね」と返答をしますがそれも話の種になります。
僕は縦位置グリップをつけていてよかったなーと思う場面に度々遭遇するようになりました。
重量が重くなる
ボディが大きくなりバッテリーも2つになっているので、バッテリーグリップをつけると重くなるのは仕方ないことです。重いのが苦手な方にはこのアイテムは本当におすすめしません。
また、カメラが大きくなることにより今まで入れていたカメラリュックに入らなくなるという面もあります。
しかし、外そうとすればすぐに外せますし重いからこそ手振れが安定するというメリットにも繋げられるので、そこが我慢できればデメリットはほとんどないと思います。
間違いなく買ってよかったアイテムの一つ
縦位置グリップを使用し始めた頃は、持ち方が変わるので少し戸惑うかもしれませんがすぐに慣れます。
基本的に僕はつけっぱなしにしていますが、用途によっては外すこともよくあります。
持ってて損はないので、気になる方は導入してみてはいかがでしょうか。
▼α9・α7RIII・α7IIIに対応「VG-C3EM」はこちら↓
▼a1・a7RⅣ・a7Siii・a7Ⅳに対応「VG-C4EM」はこちら↓