【レビュー】指向性マイク・ゼンハイザーMKE600購入!使い方や合わせて買った物をご紹介

今回はハイクオリティの音声収録を可能にするプロの映像クリエイター向けのSENNHEISER(ゼンハイザー) MKE 600のレビューをしていきたいと思います。

実際の使い方や、MKE600と合わせて買う物もご紹介していくので購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

ゼンハイザー MKE600

Youtubeチャンネル「瀬戸弘司 / Koji Seto」から引用

MKE 600はドイツの音響機器メーカーであるSENNHEISER(ゼンハイザー)から発売されている超指向性のショットガンマイク。

超指向性なので正面以外の音を拾いにくく、不要なノイズ・雑音が収録されにくくなっています。低価格ながらも非常に高品質な音声を収録することができる大人気のマイクです。

ビデオジャーナリストやフォトグラファーなど、サウンドクオリティにも妥協ができないプロフェッショナルな映像クリエーターのために開発されているので、”映像の音”にこだわりたい方にとっては持っていて間違いなしのアイテムです。

また、電源はファンタム48Vと単3電池両方に対応していて、48Vが供給可能なミキサーやカムコーダーだけでなく、別売りのケーブルKA600などを使用することでデジタル一眼レフカメラにも接続することができます。

(ゼンハイザージャパンから2021年5月14日以降に出荷されるMKE 600については、KA600がパッケージに同梱されるようになっているようです。価格に変更は無し)

僕は購入する際、瀬戸弘司さんのYoutube動画を参考にさせていただきました。(上記引用動画)

指向特性スーパーカーディオイド/ローバー
周波数特性40 Hz ~ 20 kHz
感度21 mV/Pa (P48)、19 mV/Pa (battery)
最大音圧132 dB SPL (P48)、126 dB SPL (battery)
等価ノイズレベル15 dB (A) (P48)、 16 dB (A) (battery)
サイズ直径:20 mm 長さ:256 mm
重量128g(電池別)
電源48 V ± 4 Vまたは単3電池(1.5 V/1.2 V)
電池での駆動時間約150時間

同梱品

同梱品

MKE600の同梱品は以下の通り。

・MKE600 (マイク本体)

・MZS600 (カメラシュー取付ショックマウント)

・MZW600 (フォームウインドシールド)

・KA600(カールコードケーブル)※2021年5月14日以降出荷品より付属

・ポーチ

MKE600と合わせて買った物

次に、MKE600と合わせて買った物をご紹介していきます。

XLRカールコードケーブル

XLRカールコードケーブル

まずは、マイクを一眼レフに繋ぐために必要なカールコードケーブルです。

前述している通り、2021年5月14日以降出荷品より純正ケーブルであるKA 600が付属されているようですが、僕が購入した時はその前だったので別途で購入しました。

少しでも値段を抑えたい方は、純正のKA600でなくても大丈夫です。

自分の用途に合わせたケーブルの長さの物を購入すると良いでしょう。

MZH 600・ファーウィンドスクリーン

MZH 600・ファーウィンドスクリーン

MKE600を合わせて絶対買っておいた方が良いのがMZH 600というファーウインドスクリーン。

元々同梱品にもスポンジタイプのウィンドシールドが付いてきますが、外で撮影する際は風の影響をかなり受けてしまいます。

少し価格は高いですがこちらのMZH600は持っておいた方が良いかと思います。

単三電池(充電式)

単三電池(充電式)

MKE600本体は単三電池1本で駆動します。マイクは繰り返し使うことが多いので、充電式の電池がおすすめ。

予備も常に常備できるよう最低でも4本入などを購入すると安心でしょう。

使い方

使い方

使い方はとにかくシンプル。

基本的な操作はマイク本体の中心にある電源ボタンのON/OFFを切り替えるだけです。

単三電池を使用して使う時には、電源を入れた際に赤いランプが少し点灯した後にすぐに消えます。

初期不良と思われる方も多いようですが、このような仕様になっているだけで電池の消耗を抑えるためにこのような仕様にしているようです。

電源を入れた時ランプ点灯後、すぐに消灯
動作時間が残り8時間ランプが点灯したままになる
電池切れランプがしばらく点滅
使い方2

電源ボタンの上にあるのが、ローカットフィルターのスイッチがあります。

小さな雑音や室内での撮影の際にエアコンなどの音が気になる際は、必要に応じてローカットフィルターを使用することができます。

ショットガンマイクの決定版

ショットガンマイクの決定版

実際にカメラに取り付けてみると少し大きいですが、使いずらさはありません。僕は普段カメラリグを組んで付けています。

音質は文句なし。プロの現場でも活躍するショットガンマイクの決定版と言えるでしょう

マイク探しでお悩みの方は、ゼンハイザーMKE600をぜひ試してみて下さい。

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